2009年08月31日

第45回衆議院議員選挙

第45回衆議院総選挙が終わりました。
正直言うと、いくらなんでも民主党の300議席越えはないと思ってたんですけどね…。
それにしても、報道各社の当確の早いこと早いこと…。

自民党が嫌いで、とにかく政権から引き摺り下ろしたい…ということなんでしょうけど、その結果、更にろくでもないのが政権を握ることになってしまうわけで、それは結果として日本は更に追い詰められるのですよ。
あと、不思議で仕方がないのは、どちらかというと自民党の中でもまともな人が落選して、自民党の中でもこいつは落としてやりたいと思う人が当選してるみたいなんですよね。
で、民主党で当選している人も、前歴は官僚だったり役人だったり…それで官僚政治を批判しますか?

民主党は、自民党に対して対案姿勢でなく対決姿勢を打ち出し、とにかく反対をしてきました。昨年からのサブプライムローンに端を発する世界的な不況に対し、自民党が出す景気対策を狙った補正予算を、民主党は反対し、景気回復の機会を潰してしまいました。
景気対策に反対するなんて、なに考えてるんだよって話ですよ。
そんな政党を支持するって、更に不況になってもいいってことですか?

鳩山代表は会見で、「今までは経済優先の政治だった。これからは違う。」という内容を発言されてましたけどね。未曾有の経済危機を迎えながら、経済を重視しないって、日本を崩壊させる気ですかね?
景気が良くならないと、僕らの給料も上がらないんですが、経済無視して、どうやって国民の生活を守るつもりなんですか?

今回の結果について、僕は日本人の馬鹿さ加減に呆れました。
マスコミの報道に踊ってしまったのは、太平洋戦争の時も同じでした。何度同じ間違いを犯せばいいのでしょうね…。
タグ:総選挙
posted by 圭人 at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

大東亜共栄圏の亡霊

世の中驚くことばかり!』様の8月24日のエントリー『東アジア共同体の構築???』で、民主党のManifestoの外交政策とそれに対する意見が載せられていました。

東アジア共同体ですか…。
未だにこんな悪夢を追い求める人がいて、それが巨大政党として政権をとろうとしているというのがびっくりですよ、僕は。

東アジア共同体って、太平洋戦争当時、日本が掲げた「大東亜共栄圏」と何が違うんですか?
東アジアを中心に、アジアで力を合わせ、欧米列強に対抗する…まさに、大東亜共栄圏と思想の根っこは同じじゃないですか。

通貨を共通化する?
人の移動を自由にする?
経済交流も技術交流も人的交流も活発化させる?
冗談も休み休み言って欲しいです。
日本が技術も金も文化も資源も、全部持ち出すことになるでしょう。日本国内でも国民を養うので精一杯の日本が、更に中共や韓国、北朝鮮といった国を「乞食」として抱え込んだらどうなるか、火を見るより明らかです。
はっきり言います。中共政府も韓国政府も北朝鮮政府も、「乞食」と呼ばれるのがいやなら、日本の金や資源をあてにするのではなく、自力で何とかすべきです。

そもそも、言論の自由もままならず為替の自由化も行えない中共と、日本に対する劣等感と小中華思想から差別主義に走っている韓国と、どう考えれば日本が価値観を共有化できると思えるのでしょうか。

以前のエントリーでも書きましたが、日本の価値観はかなり特殊で、世界では異端の部類に入ります。
それでも、強いてどこが近いかといえば、西欧・北米諸国の民主主義・契約主義の考え方が一番近いんです。
人々の間でルールを作り、それをきちんと守る…そういう考え方を、世界の全ての人ができると思うのは大間違いですし、そういう日本の考え方を他国に押し付けるのは、日本の傲慢なのです。

戦前、ソ連の南下を防止するために、日本は東アジアを味方にしようとしました。最初は保護国として、次は併合し、属国を作り、日本の価値観を東アジアに広げようとしました。
アジア民族が価値観を共有しまとめることで、欧米に対抗しようとしたではないですか。
あの時も、日本は先進国でした。東アジアの中で唯一、欧米と対等に渡り合うことができた国です。その国力を背景に、東アジア各国に手を差し伸べ、味方につけようとしたのは明らかです。
その結果はどうだったのでしょうか?
中国共産党や国民党からは反発を受け、韓国と北朝鮮は日本併合時代を否定し続けています。
64年前に、日本は失敗したのです。

それから東アジアの情勢は変わりましたか?
支那は相変わらず共産党政府が支配し、少数民族を弾圧し、賄賂と裏切りが横行し、人の命は紙のように軽く薄い…。
韓国はナショナリズムが悪い方に現れ、日本を否定しながら日本にしがみつくことでしか経済が成り立たない国になりました。
北朝鮮は述べるまでもありませんが、共産主義を捨て、世襲制の軍事独裁国家と成り果てました。
一方で、ロシアが南下する可能性は現時点では極めて低く、欧米が日本を侵略する可能性も非常に低い…少なくとも、中共や北朝鮮が暴発するよりは圧倒的に低いと思われます。
太平洋戦争直前のころと比べて、東アジアに日本が手を出さなければならない理由はきわめて低くなっています。
それでもなお、東アジア共同体などという大東亜共栄圏の亡霊を推し進める理由は何でしょうか。
先進国が周辺国に施しをするための東アジア共同体は、結局、大東亜共栄圏と根本的な考え方は変わりません。

日本人は、たった60年ほどで、同じ失敗を繰り返すほど馬鹿になってしまったのでしょうか…。
太平洋戦争を否定し、その戦争で戦った人を侮辱し、大日本帝国軍が守りたかったものを破壊し、戦前の日本を否定する民主党や社民党が、なぜ、こんな馬鹿な考えを堂々と公表し、それが支持されているのか、さっぱり理解できません。
posted by 圭人 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

常識がなさ過ぎます

既にネット上では話題になっているようですが、鹿児島県で行われた民主党の衆院選立候補予定者の決起集会で、日本の国旗である日章旗を切り貼りして民主党の旗にしたものを掲揚していたようです。

▼引用開始(MSN産経ニュース) 2009.08.17.
日章旗切り貼りし民主マーク!鳩山氏「神聖なマーク、きちんとつくるべき」
2009.8.17 17:53

 鹿児島県霧島市で8日に開かれた民主党の衆院選立候補予定者の決起集会で、2枚の「日の丸」を切り貼りして、民主党旗として掲揚していたことが分かった。集会には小沢一郎代表代行も出席しており、「切り貼りした国旗」は民主党のホームページにも一時掲載されていた。

 麻生太郎首相が17日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会でこの事実を指摘し、「国旗を切り刻むとはどういうことか。信じたくない。とても悲しく許し難い行為だ」と批判した。

 民主党の鳩山由紀夫代表は「そんなけしからんことをやった人間がいるとすれば大変申し訳ない。それは国旗ではなく、われわれの神聖なマークなので、きちんと作られなければいけない話だ」と述べた。
▲引用終了

国旗を切り貼りして、政党の旗を作るという考え方ができることがすごいですよ。
日本の国旗は掲揚できなくても、日章旗を切り貼りした民主党の党旗は掲揚できるんですね。
しかも、自分の政党の旗は「神聖なマーク」として、「きちんと作らなければいけない」と言いながら、国のマークである国旗は神聖なものとしては扱えないんですね。
で、指摘をされて自党のサイトから消去し、隠蔽する…卑怯で姑息、反吐が出ますね。
更に、この指摘を麻生首相から受けた鳩山由紀夫代表の返答は、国旗を毀損したことを反省し謝罪したようには見えません。うがった見方をすれば、「党旗をきちんと作らなかった」ことがけしからんのだと取れますよ。


自国の旗を大切にできない人が他国の旗を大切にできるとは思えません。
他国の旗を毀損するのは非常に礼儀を欠く行為であり、日本を含む多くの国で犯罪です。
そして、自国の旗を粗末に扱う人を、世界の人はどう思うか、考えたことがないのでしょうか。

こんな政党が政権をとる可能性があるというのが、信じられませんよ…。
posted by 圭人 at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

田中真紀子氏は保守ではないと思いますが…

田中真紀子、直紀夫妻が揃って民主党に入党したそうで。

▼引用開始(NIKKEI NET) 2009.08.16.
民主、田中真紀子氏の入党で保守・無党派取り込み狙う

 民主党は無所属の田中真紀子元外相と、夫で参院議員の田中直紀氏の入党により、衆院選で保守層や無党派層の票の取り込みを狙う。真紀子氏の知名度の高さや、率直な発言への人気などを当て込んでいる。直紀氏の入党には参院での過半数確保に道筋をつけようという思惑もある。

 同党の鳩山由紀夫代表は15日の新潟県長岡市での記者会見で「2人は政治家として発信力が強く大きなメリットだ」と指摘。比例票上積みへの期待をにじませた。真紀子氏も「有権者への約束は一人では実現できない」と入党の理由を語った。
▲引用終了

この夫婦がどこの党に入ろうと、正直どうでもいいのですが、民主党と日経の考えが馬鹿過ぎて、乾いた笑いしか出てきませんよ。

まず、世襲制を批判していた民主党が、世襲をそのまま体現し、父親の影響力「だけ」で政治家をしているような田中真紀子氏や、同じく父親が政治家である田中直紀氏の入党を歓迎し、比例票の上積みを期待しているというのが、論理破綻してると思いませんか?

日経が分析したのか、民主党がそのように主張したのかわかりませんが、どこをどう目論めば、田中夫妻で保守系の人気が取れると思えるのか、僕にはさっぱりわかりません。今の保守系の人の考えが、田中夫妻…特に田中真紀子氏の考え方と一致するかはかなり疑問です。田中真紀子氏は、発言が直接的で下品なだけで、発言内容は保守でも何でもありません。どちらかといえばリベラルでしょう。それも、「自分の既得権益を破壊しない範囲だけはリベラルにしたい」という、かなりご都合主義的な(個人的には不愉快な)主張が多いです。
ただ単に、なりふり構っていられなくなってきた民主党と、反自民の田中夫妻の思惑が一致し、迎合しただけでしょう。

田中角栄氏については、その日本国内インフラの充実に与えた影響は大きく、個人的には、その功罪は相半ばする人物だと思っています。この人が首相だったからこそ、社会インフラは整ったでしょうが、金権政治が蔓延る一因となったとも思います。また、外交については、間違った選択もかなり多かったのではないかと思いますよ。
そんな人物の威を借りる田中真紀子氏を、保守系の人が支持するというのは、ちょっと楽観的過ぎます。

日経新聞も、報道するならきちんとした分析を載せるべきで、「田中氏なら保守系の票が集まる=保守系は田中氏に投票する」というような、現実を見ていない文章を掲載しないでいただきたいものです。
posted by 圭人 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

終戦記念日

夏休みももう終わりです。
皆様、いい夏休みをお過ごしになりましたか?

*

既に日付が過ぎてしまいましたが、8月15日は終戦記念日でした。
実際のところ、8月15日は、大日本帝国がポツダム宣言の受け入れを表明し、昭和天皇の玉音放送が流された日であって、ポツダム宣言に調印し、正式に敗戦が決まったのは9月2日のことのようですが、今現在の日本において、戦没者を追悼し、第二次世界大戦を振り返るのは、8月15日となっているので、それはいたしかたのないところでしょうか。
別に、過去の戦争を振り返るのに、「この日でなければならない」ということはありませんし、8月15日を終戦とするのなら、当時のソ連が日本に侵略したのは、「戦争する能力のないものに対する蹂躙である」ともいえるわけで、それは、考える人それぞれだろうと思います。
ただ、節目としては、8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」として閣議決定されていますし、それに積極的に否を唱えるつもりもありません。
今日はその戦争と平和について、少し書きたいと思います。

*

第二次世界大戦というよりも、日本にとっては太平洋戦争と言った方が、当事者としての考え方が明らかになるだろうと思いますが、この8月15日が近くなると、敗戦直前・直後の日本の悲惨な現状を表現したドラマや映画やドキュメンタリーが多く放映されますね。
戦争は悲惨ですし、二度としないに越したことはありません。戦争しなくて良いなら、そのほうが良いに決まっています。
僕も戦争に行きたくないし、戦争の被害を受けるのも、できれば避けたいですね。
ただ、あの当時、何故、日本が戦争に突き進まざるを得なかったのか、その時、国民は、マスコミは、政治家は、どう考え、どう行動したのか、その辺の検証がされないまま、ただ「大日本帝国軍が悪い」とし、「だからこんな悲惨な事になった」という論調が多いのは、正直辟易します。
何故その戦争を起こさなければならなかったのか、回避しようとすると、どういう問題があったのか、その点が検証されない限り、ただ単純に「戦争はいけない」だけでは済まされないはずですし、それを検証するのはマスコミの仕事ではないでしょうか。

*

また、この時期になると、憲法改正論議にあわせ、日本国憲法第9条の是非についてが話題になります。
憲法9条の理念は、戦争を国際紛争の解決手段として「日本は利用しない」ということを宣言したに過ぎません。別に他国が攻めてくる場合に無防備であることを容認した条項ではないのです。
にも関わらず、それを金科玉条のごとく「素晴らしいものだから、日本は変えるべきでない」と主張する人は沢山います。その中には「9条があったからこそ、日本は平和だったのだ」とか「9条こそが最新の概念であり、日本が守るべきものだ」とか「9条があれば平和になるのだ」とか「9条があれば軍隊はいらないし、自衛隊も不要」という極端な主張が見受けられます。

それほど素晴らしい条項なのであれば、何故、世界中の国で、唯一、日本だけがその条項を守らなければならないのでしょうか?
是非、他国にも制定させ、守らせるべきでしょう。
9条さえあれば平和になれるのなら、何故、既に制定している日本に文句を言うのではなく、制定していない世界各国に主張しないのでしょうか?
9条さえあれば軍備が要らないのであれば、北朝鮮にその主張をしてみたらいいじゃないですか。貧乏で、食うにも困る国ですから、「9条と同じ条項を制定すれば、軍備をしなくても、他国から攻められることはない」と主張してくださいよ。
日本に核ミサイルを向けている中共政府や、核兵器を大量に保持しているロシア、自由主義陣営でありながら日本を敵視している韓国にも、同じ主張をしてください。
彼ら9条堅持主義者の中で、上記の国に、日本国憲法第9条と同じ内容を制定しろと主張をした人がいますか?
少なくとも僕は知りません。
もし、そういう主張をきちんとされて、各国に申し入れを実際にしている方がいれば、その方の主張は(僕の主張とは相容れませんが)理解します。

遠い未来に、その理念が世界中の人に理解される可能性がゼロとは言いませんが、少なくとも「現時点で」、「地球上の国で」、「外交手段としての戦争の放棄を謳い」、「軍備をなくそう」と考える国は存在しません。そんなに赤の他人を信用できるほど、現在の人類は進化していないのです。

*

人類が猿から進化した動物だと理解していれば、争いが無くなるわけがないのも自明です。
戦争は人類が開発した紛争解決の手段の一つです。
戦争のルールは変わっていくでしょうし、今までも変わってきました。
兵器が進歩し、より効率的に人が殺せるようになった分、民間人への被害を減らすため、ルールは定められてきています(それが守られるかどうかは別の話ですが)。
それでも、人間が動物である以上、最終的な問題解決の手段としての戦争は無くなる事はないでしょう。
それができるのなら、そもそも問題解決の手段として殺人など起こるわけがないのです。

*

核兵器についても、それが使用されることによる悲惨な結果は知っておくべきですが、それと日本が核を保有するかどうかは別の問題ではないのでしょうか。

日本は、核兵器使用について、その悲惨な現実を兵器での使用という形で押し付けられた唯一の国です。
であればこそ、核兵器を使用される側の悲惨さを一番よく知っているわけで、今のところ地球上で、核兵器を保有するのに一番適している国だろうと思います。
他国で核を保有している国よりは、その悲惨さを身をもって知っているのですから、倫理面で日本が持たない(持てない)理由はありません。
勿論、経済面や現状の国際情勢下での保有についての問題はあるので、すぐに保有するのが良いとは思いませんが、「持つ資格が有るか無いか」だけで言えば「持っても構わない」と思います。

僕は、広島や長崎の原爆資料館にも行ったことがあります。
確かに、悲惨な状況ではあったでしょうが、通常の爆発による被害の恐怖という意味では、「1発で通常兵器何十発分の威力が得られる」ことが怖いのであって、放射線の恐怖とは意味が違います。
放射線の本当の怖さは、原爆資料館では理解できないのではないかと思います。
むしろ、放射線による人体への被害の恐怖という意味では、東海村JCO臨界事故の方が、理解しやすいでしょう。
そして、そこから得られる教訓は、「使い方次第」ということに行き着くのではないかと思います。

核の力を否定する人は、現在の日本の電力の3分の1以上が原子力でまかなわれている事実をどのように受け止めるのでしょう。
二酸化炭素を発生させずに安定した電力を得るためには、現状は核分裂反応の力を使うのが便利であり、安全性もある程度検証されている事実は動かしがたいのです。

太陽だって、核融合反応によってエネルギーを生み出しており、宇宙空間は放射線でいっぱいです。
先日帰還された、宇宙飛行士の若田さんが被爆した放射線は、普通の人の40年分とも言われます。
じゃあ、宇宙開発はするべきではないのかというと、そういうことは無いでしょう。
若田さんは、放射線対策をした宇宙ステーションで生活し、それでもなお、その被爆量でした。勿論、宇宙飛行士の被爆量を減らす努力は続けられるべきですし、その技術は、いずれ一般人が宇宙へ行く際の基礎となるでしょう。
若田さんもそれを理解した上で宇宙へ行ったのでしょうし、帰還後の自分の体が解析されることが、次に宇宙に行く人の礎になることも承知し、納得した上のことでしょう。

がんの治療には放射線が利用されることもあります。
レントゲン写真もX線という放射線を使用します。
放射線は医療には欠かせない存在です。

「核=放射線=悪」という論理は、短絡的で破綻しています。
兵器としての核の恐怖を理解するとともに、核自体は利用の仕方によって、人類の生活を豊かにもするし、あくまで科学の一現象に過ぎないことも知っておくべきです。

倫理面では、先述のとおり、被爆国である日本こそ、持つ資格があるでしょう。
技術面では、日本は核反応の制御や核物質の管理に関しては一流の技術を持っています。
後は日本を取り巻く世界情勢として持つべきか持たざるべきかを議論すべきで、ただ「敗戦国だから」とか「被爆国だから」といったナイーブな理由で議論を封じるのは、文明人のすることではありません。

第二次世界大戦や太平洋戦争を振り返ることは、必要なことです。
振り返り、感傷に浸るだけでなく、これから先、日本が平和で存在するためにはどうすべきなのか、どういう間違いを犯すべきでないのか、過去に学び、未来を見据える必要があるのではないでしょうか。
posted by 圭人 at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月03日

地方自治の権利拡大と責任

衆議院議員選挙候補者の城内実氏とタレントの眞鍋かをり氏とのトラブルは、結局仲介者の怠慢が原因のようで、城内氏も眞鍋氏もとんだとばっちりだったということでしょうか。事の真相はさっぱりわからないので、城内氏や眞鍋氏双方に責任が本当にないのかはわかりません。

あくまで個人的な印象でしかないのですが、城内氏は貴重な保守系政治家だとは思いますが、僕は別に静岡7区に住んでいるわけではないですので、いきり立って「応援します!」というほどでもない。一方、真鍋氏は、所詮タレントでしかなく、芝居が上手いという印象もなければ、コメンテーターとして切れる人という印象もなく、ただスタイルが良いからグラビアに出ているだけという印象しかないんですよね。
だから、正直、どうでもいいというか、あまり真剣にこの件を追いかけてはいませんでした。

個人的な感想だけで言わせて頂けるのなら、何故、城内氏は、眞鍋氏の写真なんか使おうとしたのか、その点が非常に疑問です。眞鍋氏が「ブログの女王」だろうがなんだろうが、彼女は政治に関連することを「売り」にはしてませんでした。そんなに政治に詳しくないのかも知れません。そんな人の写真を、「有名だから」という理由で使ってしまうのは、ちょっと安易過ぎるでしょう。もし、トラブルになっていなかったとしても、眞鍋氏の写真が城内氏にプラスに働いたとは思えないんですよ。トラブルになった時点で、さっさと取っ払ってしまっていれば、後で何とでもなっただろうし、そこまで拘らなければならないほど、眞鍋氏の写真が大切とも思えません。応じてもらえるかどうかを別にして、誰かの写真を使うのなら、櫻井よしこ氏にお願いした方が、余程城内氏にメリットがあったような気がします。
だから、城内氏のリスク管理の甘さは、ちょっと情けないと思いますし、それが原因で選挙戦が不利になっても、それはご本人のミスとしか言いようがありません。
静岡7区は片山さつき氏が自民党から出馬してますから、保守票が分かれて、民主党候補が当選とか、目も当てられない状況になったりしないでしょうね…。片山さつき氏も良いとは思えないんだけどな…。

*

さて、橋下知事は最近、飛ばしていますね。
マスコミはこぞって各党から出たマニフェストの評価を橋下知事にお伺いしていますし、橋下知事自身も、評論家よろしく批評しています。
僕は大阪府民ではないので、とやかく言える立場ではありませんが、橋下知事も、そうは言ってももう少しいろんなことを考えて欲しいなぁと思います。

地方自治権限を拡大するという方針は良いですが、現状のこの経済状況下で、国の支援なしに独立した採算で何とかなるのは東京都だけですよね。大阪府ですら、国から支援をしてもらっているという現状があります。経済規模の大きい大阪府ですらその状況で、更に経済規模の小さい地方自治体だと、どうなってしまうんでしょうね。
国の支援を貰っておきながら、「権力よこせ」だけではねぇ…。

「地方に権限をよこせ」という旗印のもとであれば、何でも批判すれば良いと言うものではないでしょうに、今の橋本知事の言動を見ていると、保守系の自民党よりリベラルの民主党の方がお好きなようで、「地方自治権力拡大のためなら、国を売り渡してもいい」と主張されているように見えて仕方がありません。立場が変われば主義主張は変わっていくものではありますが、それにしたって、橋下知事はもともと民主党の政策とは親和性は低く、保守系じゃなかったんですかね?
橋下知事に反旗を翻してきた労働組合などは、民主党の支持母体ですよ?
頭のいい橋下知事がそれを知らないはずはないと思うんですが…。

*

東国原知事もそう。マスコミに持ち上げられた結果、自分が何か他の政治家とは違う能力を持っていると勘違いしてしまったのではないかと思いますよ。
彼は政治の世界に入って3年くらいですよね?まだ、知事の仕事を1期もやり通していない。
それで「自民党の総裁なら受けてやってもいい」と言うのは、ちょっと調子に乗りすぎです。
知名度はあっても、政治家としての能力は未知数ですから、そんな神輿を掲げられても、信用しようがありません。
東国原知事は、自分を過信しています。マスコミに持ち上げられても、有権者は、彼の政治能力をそれほど信用しているわけではないということです。

*

地方自治の権限拡大については、今の日本にとってそれが正しいのか、僕はあまり判断がついていません。
道州制を実施すれば、地方の権限は高まっていくでしょう。
しかし、アメリカのような大きな国土を持っているならともかく、狭い日本で、そこまで地方権限が必要かは、ちょっと疑問なんですよね。
地方自治を推し進めていけば、当然地方格差は発生します。
物流の通り道、インフラの整った太平洋側ならまだマシかもしれませんが、日本海側は厳しいですよ。
それも地方に権限が移譲されればされるほど、「各地方の責任」ということになります。
東京に住んでいる人からすれば、今でも東京で稼いだ金が地方に流れていっている訳で、「何で稼いだ金を地方にやらなきゃいけないんだ」という主張もできるわけです。
勿論、東京一極集中が招いた結果ですから、東京だけが苦労しているわけではないのですが、見方によってはそういう風にも見ることができるのです。

勿論、地方自治の権限が拡大されれば、中央政府では見えない地方の問題に財源を集中させることもできるでしょうし、より、その地域に密着した政治が行えるというメリットもあります。
ある地域では、もう道路は必要ないかも知れない。新たな道路を作るより、既存交通インフラの維持にお金を振り分けた方が良いかも知れない。そういう、細かい調整ができるというのは、地方自治の重要な要素ですし、その部分の権限が、実際の地方自治体に少ないという主張も理解はできます。
その部分は否定しませんし、橋下知事や東国原知事の仰る通りだと思いますよ。

今の経済状況下では、大きい政府を志向していくしかないように思います。公共事業の拡大、国債を財源としての減税や支援策は、大きい政府だからこそできることです。世界各国、自国内の需要と雇用を守るため、どうしてもそういう政策を採らざるを得ない状況であり、それは日本も変わりません。
そんな中で、地方自治の権限拡大は、「誰がその地方の債権を買ってくれるのか」という疑問にたどり着きます。
アメリカでは、州が発行した債券が破綻寸前になりました。もし、財政再建団体に陥った夕張市が債券を発行しても、誰も買ってくれないでしょう。
円を発行できる日本政府の「日本国債」だからこそ、安心して買えるという事実もあるのです。
そういう日本政府の庇護の下成り立っていたことを捨てて、権限を取ることが、果たして地方行政に良いのかどうか、僕は現時点では判断をしかねています。

更に言えば、教育制度(内容含む)と参政権に関しては、必ず日本国全体で統一したものでなければならないと思っています。
この分野まで地方毎に差が出てしまうと、地域毎に、特定団体が乗っ取りを画策しても、防げなくなる可能性があります。
こういった不安を抱えた中で、地方自治の権限を「今すぐ」移譲していくのは、無理があるのではないでしょうか。
posted by 圭人 at 21:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事:政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

夢は夢でも「悪夢」では?

政治について、考え方は人それぞれだと思いますし、日本は民主主義国家であり、言論・思想・信条の自由を保障されていますから、「民主党がいい」と言う人もいるでしょう。
しかし、僕はこの人達は信用も信頼もできませんね。

▼引用開始(MSN産経ニュース) 2009.07.31.
【09衆院選】民主・鳩山代表 「マニフェストではない」と批判

 民主党の鳩山由紀夫代表は31日、自民党の衆院選マニフェスト(政権公約)で、今後10年で家庭の可処分所得増の実現などを盛り込んでいることについて、「マニフェストは、(衆院任期の)最大4年で何をなすべきか、国民と契約する政策集だ。6年後、8年後、10年後の話をされても、次の衆院選までに判断できない」と述べ、政策達成度の評価が困難との見方を示した。そのうえで、「こういうものはマニフェストと呼べない」と批判した。

 また、麻生太郎首相が民主党の政策を「夢物語」と批判していることに対しては、「夢は大事だ。『夢物語』を現実にするのが民主党政権だ」と反論した。
▲引用終了

6年後、8年後、10年後の未来像が描けない人が政治家をやっていることにびっくりしますし、こんなのが、日本国の総理大臣を務めた鳩山一郎の孫であるということに眩暈がします。
確かに、二世議員でも駄目な「者」は駄目ですねぇ。
鳩山一郎氏が存命だったら、孫のこの体たらくをどう見るでしょうね。

国家にとって、10年後と言うのは、中期目標です。短期とはいえないかもしれませんが、長期目標ではありません。50年とか100年といった遥か彼方の未来の話ではなく、ほとんど全ての国民に、ほぼ間違いなく訪れる近未来のことです。
普通、企業でも同じだと思いますが、中長期目標から、短期目標を設定していきます。「10年後、こうなっていたい」という目標から、「5年後はこうなっていたい」、「3年後はここまで達成しよう」、「1年後はここまで達成すればいい」という具合に目標を立てていきます。そして、短期目標の積み重ねをシミュレートし、中長期目標が達成できるかを検討し、最終的に目標と定めます。
実際の運用では、短期目標は毎年棚卸をして、中長期目標への影響を検討、修正してきます。
従って、「日本という国をこういう国にしたい」という中長期の目標がなければ、短期の目標は意味をなしません。
目の前のことだけ対症療法的に対応しても、それが国家や国民にとって、5年後、10年後、どう影響が出るかが見えていなければ、悪い方向に進む可能性だってあるわけです。

鳩山代表の発言は、「10年後、日本がどうなっているかわかりませんし、どうしたいとも思いません。」、「だけど夢はいっぱい。夢を見ましょう。」と言っているようにしか見えません。
こんな人が、日本の政治のトップに立つんですか?
それは、悪夢と言うものですよ。

他の方はどうか知りませんが、夢物語というより、非現実的な政策を夢として掲げ、夢の中で終わってしまうような政策など、僕にとっては、検討にも値しません。
夢と目標は違いますし、一口に夢と言っても、惰眠の中で見る夢と、計画の中に「困難な目標」として掲げられる夢とは、全く意味が異なります。
このところ、鳩山代表が発言するたびに、トンデモ発言が連発されていますが、これで総選挙に勝てると思っている民主党が怖いです。
マスコミ、特にテレビがこういう失言を報道しないからなのかもしれませんが、いい度胸です。
個人的には、民主党に惨敗して欲しいので、このまま8月末まで、どんどん失言を増やして欲しいですね。
posted by 圭人 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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