2009年10月04日

中川昭一元財務大臣死去

かなりお久しぶりです。
期の変わり目なので、非常に忙しいことになっております。

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このブログにも、たま〜にエロコメントが入ることがありますが、明らかなエロコメントは削除しますのでご了解ください。
放置期間が長くて、削除が遅れる場合もありますが、方針としては、エントリーに関係ないエロ、広告のみのコメントやトラックバックは削除します。

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未曽有の不況であっても、営業が、売上回復の手段を講じるよう命令されるのは、どこも同じではなかろうかと思います。
自分の仕事を貶める気はありませんが、やはり、製品が良ければ、限られた需要がその商品に集中するのは当然のことで、他社に負けない商品でない場合、ニッチ市場を狙わない限り、営業がいくら必死になったところで、良い商品には敵いません。
営業は、優れた商品を最適なソリューションでお客様にご提案する…というのが理想です。
良い商品というのは、製品性能が良い場合もあるでしょうし、価格メリットがある場合もあるでしょう。結局、求められる性能をいかに低価格で実現できるか…にかかっています。
もちろん、営業マンの人柄が受注につながる場合もあるでしょう。個人商店なら、接客業なら、そういうこともあるかも知れません。接客業の場合、その「人柄」自体が商品力でもありますから。
しかし、一般的に「ものを売る」商売の場合、最終的に行きつくのはコストパフォーマンスであり、顧客は「自分にとって必要な性能のものを安く欲しい」のであって、オーバースペックで高いものも、要求性能を満たせない格安のものも要らないのです。
極論を言えば、インターネットで性能を評価して、最安値を調べられる現在、営業ができることは情報収集と提案であり、昔ながらの人柄とか拝み倒して買ってもらうというのは、ウェイトが小さくなってきています。
未だに「気合」だの「思い」だの「根性」だのといった精神論を振りかざす人はいますが、精神論だけではこの不況は乗り切れません。

一方で、買う側の意識も大きく変わってしまい、「とにかく安く」という意識だけが強く、その安さの先のリスクをあまり考慮しなくなってきています。
また、とにかく売る側を叩けるだけ叩けばよく、たとえその結果、取引がなくなっても構わないというレベルまで、メーカーを追い詰める場合もあります。
企業は営利商売ですから、利益を生み出さなければならないのは当然ですが、買う側も、売る側の立場をある程度は考慮しないと、数年後、本当に必要な商品が供給されなくなる可能性が高くなるということは、意識してもらいたいものです。
実際、僕の業界では、どの企業も商品の統廃合を行っており、生産中止やモデルの集約は今までにない頻度で行われています。
結果として顧客のニーズをカバーできる領域が減るわけですが、そうやって顧客を絞ってでも、コストを優先しなければならない状況に追い詰めたのは、購入側にも原因があるように思います。
「とにかく安く」、「多少低品質でも海外で作って安くしろ」というニーズが、結果的に国内の工場の海外移転を促し、雇用の減少につながっているのです。
日本人しか作れない高度な技術の商品というのは、結局職人技に左右されるわけで、雇用の大きな拡大にはつながりません。そんなに匠が沢山いるわけないし、その修業に耐えられる人がそんなに多いわけでもない。
僕も含めてほとんどの人は「ただの人」であり、特殊な技能は持ち合わせていないわけで、そういう「ただの人」が雇われない限り、本当の意味での雇用対策、景気対策にはなり得ません。
例えば製造業から農業へ転換するというような大胆な産業のシフトを行うか、買う側の意識を変えない限り、現状は変わらないと思います。

そういう単純な労働力は、今まで支那が担ってきました。極論を言えば、支那製の極端に安い商品は、労働力のダンピングであり、日本の雇用を奪ってきたのです。
人民元の不当な安値誘導、環境対策を無視した工場の建設、著作権や特許を無視した製品づくりをやれば、そりゃあ安くもできるでしょう。
けれど、それではまじめに働く日本人が浮かばれません。
普通の労働者にきちんとお金が回るようにしなければ、景気は回復しないんですよ。

ま、それより何より、僕らがいくら頑張ったところで、鳩山政権がバカばっかりやってくれてるので、足を引っ張られてばかりですよ。
鳩山政権は、予算の執行を停止し、マニフェスト実行のための予算を確保しようと必死です。ところが、停止した予算は、雇用対策・就職支援予算もかなり含まれており、これを止めるという神経が理解できません。
話題に上がる政策も、外国人参政権だったり夫婦別姓だったりと、そもそも国民にマニフェストとして問うていない政策や、今やらなくてもいい政策ばかりが目立ちます。
株価は順調に下がり続け、為替は急速に円高になっています。
これだけダメな政権で、その報道がほとんどなされない現状には吐き気すら覚えますよ。

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中川元財務相が亡くなりました。
保守にとって大切な人でしたし、次の衆院選では、当選することもできるだろうと期待していたので、非常に残念です。

▼引用開始(NIKKEI NET) 2009.10.04.
中川元財務相が死亡 警視庁、自殺の可能性低いとの見方

 4日朝に東京都世田谷区の自宅ベッドで死亡しているのが見つかった中川昭一元財務・金融相(56)は、遺体の状況から死後半日程度が経過していることが同日、警視庁への取材でわかった。同庁は遺体や室内の状況から自殺の可能性は小さいとみている。

 死因は不明だが、事件性の高いケースで行われる司法解剖ではなく、行政解剖を行う。

 同庁によると、ベッドに若干の嘔吐(おうと)物があった。家族は「最近は通院しており、睡眠薬を服用していた」と説明しているという。
▲引用終了

自殺の可能性は低いとのことで、病死であれば、仕方がないことなのかも知れません。
睡眠薬の処方も受けていたということで、心労が重なっていたのかも知れません。
飲酒の量も多いと有名な方でしたので、体調も良くなかったのでしょう。
しかし、それにしても、惜しい人を亡くしてしまいました。本当に残念です。
今はただ、お悔やみを申し上げるしかありません。
氏の遺志を継いでくれる人が出てくれることを願ってやみません。
タグ:中川昭一
posted by 圭人 at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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