2011年07月10日

努力している人を叩いているのに気がつかないのか?

役所や官僚、電力会社に対する非難を良く見かけます。
最早、いじめに近いほどに。
叩いても反論しない、もしくは出来る立場にない人を袋叩きにし、溜飲を下げる。マスコミはそれを煽り、自らの非を隠そうとする。
煽られた人は、気分的にすっきりするだけで、問題の本質を理解することもない。
こんなことが続く限り、また同じ失敗を繰り返すような気がします。

官僚は非難されるほど高い給与を貰っているわけではありません。
勉強も人一倍出来て、知識も豊富な人達です。
官僚を指して「勉強だけが優秀」という人もいますが、その勉強すら出来なかったのが我々一般人でしょう。
彼らはその勉強に、多大な努力をした人達です。
その官僚と折り合いをつけ、使いこなして国家を運営するのが、今の日本の政治体制です。
今思えば、自民党は本当に上手くやっていたんだと思います。
民主党政権の駄目さ加減を見れば、一目瞭然です。
今、震災復興が上手くいかないのは、民主党政権があまりに無能で、方向性を指し示すこともせず、指示体系も機能しておらず、行き当たりばったりを続けているからであって、官僚のせいではありません。

「東京電力の社員や役員の給与が高い」、「役員の全財産を奪って補償に当てろ」という意見が多いですが、東京電力の給与が高いのは、今に始まったことではなく、社会インフラを担う会社が優秀な社員を求めた結果の給料でしょう。大体、震災前に東京電力の社員の給与が高くて安定して羨ましいという意見はあっても、高いのが悪いといった非難は、殆ど聞いたことがありません。東京電力に就職できる能力がなかったのだから仕方が無いのです。
給料が高いのは許せないというのは、それはもう、単なる僻みです。
東京電力を理不尽に叩く人達に、「では、あなた達は、この災害による事故を予見し、防ぐことができたのか?」、「今の東京電力以上に、迅速に確実に正しく問題を収束させることができたのか?」、「そもそも、原発を使用しないで、二酸化炭素を排出せずに、安定して高品質な電力を安価に潤沢に供給できたのか?」を是非とも聞いてみたい。
特に、「今の東京電力以上に、迅速に確実に正しく問題を収束させることができたのか?」に答えられるのであれば、なんでさっさと福島第一原子力発電所に行かないのか、問いつめたいものです。

今年も既に非常に暑い夏となっています。
冷房なしでは、熱射病の危険が高まり、それこそ命に関わります。
それでもなお、「今すぐ原発を止めろ」という人は、今すぐ、原発と同等の安定した高品質の電力を潤沢に供給できる自然エネルギーによる発電を持ってきてもらいたいですね。

民主党政権は、私が事前に予測していた通りのグダグダっぷりを発揮し、首相が政権維持のために災害復興を遅らせるまでに至りました。
もっとも、菅首相が災害復興を遅らせる原因は、政権維持の為だけではないかも知れませんが。
2009年の総選挙の時、「民主党に一度やらせてみよう。ダメならすぐ交代させればいい。」といった意見が散見されましたが、結果はどうでしょう。
既にレームダックとなっているにも関わらず、与党内からも公然と辞職を促す意見が出ていても、辞めない首相がいます。
これも当然の結果で、首相が解散しなければ、あとは議会での不信任案の可決しかありません。不信任案は、与党多数の衆議院で通ることは稀で、与党内が分裂するか、造反議員が出なければ、通ることはありません。
首相は与党の代表が務めることがほとんどですから、結果として、不信任案が通ることは殆ど無いと言っていいでしょう。事実、先日の不信任案は、蝙蝠がたくさんいたために、期待を持って見られていましたが、結局鳩山由紀夫前首相と小沢一郎氏が掌を返したために、否決されました。
あの、菅首相と鳩山前首相とのやりとりも相当間抜けです。「菅首相が、自らの進退を明らかにした」など、あの会見のどこをどう見ればそう思えるのか、甚だ疑問です。口約束か、書類でまとめたかなど、菅首相にはおそらく関係ありません。鳩山前首相と取り交わした話は、結局ただの個人面談であり、拘束力を持ちません。今回は完全に菅首相側が最初から騙すつもりだったでしょうから、今の状況がそう大きく変わるとは思えません。それを読むこともできない鳩山前首相も能なしですし、影で大物ぶってコソコソと動いていた小沢一郎氏も、小物であることが明らかになりました。
こんな茶番を嬉々として取り上げるマスコミもどうかしていますし、そんな茶番を信じてしまう国民も相当ナーバスです。
「一度やらせてみよう」などという、いい加減な考え方で選挙で選んだ結果が今の事態を招いています。

今の政治のグダグダも、復興が遅れているのも、最終的な責任は、当然のことながら、主権を持つ日本国民全員にあります。
正直なところを言えば、民主党に投票していない私が責任を負わされるのは、忸怩たる者がありますが、それでも、日本国籍を有する日本国民である以上、民意の結果の責任は負わなければなりません。
しかし、前回の総選挙で民主党の甘言に乗せられ、マスコミの扇動に踊らされた人は、その自分の選択の重大な過失をよく反省してもらいたいです。
民主党に騙されたのは、騙された方が間抜けというレベルのものです。選挙前から、民主党のの異常性は指摘されていましたし、論理的に考えれば誰でもわかるほど、無謀で実現不可能な政策でした。
それでもなお、同じ轍を踏むのであれば、日本人は底抜けのアホであることの証明となるでしょう。
posted by 圭人 at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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