2011年05月22日

無能政府

東日本大震災から2か月以上立ちました。被害状況がはっきりし始め、避難とともに、復旧・復興が本格的に始まっています。
報道で見る被災地の方々はとても前向きで、その姿に少し安堵できる状況になりました。
無論、楽観できるわけでも、被災地が落ち着いてきたわけでもないし、復興は始まったばかりで、問題は既に山積しており、これからもたくさん出てくるでしょう。報道されない辛いこと、悲しいこともたくさんあるのでしょうが、それを乗り越え、前に進む人がいるということは、明るい兆しなのではないかと思います。

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ゴールデンウィークは地元に戻っていました。
「やはり地元はいいなぁ。」「地元に戻れればいいのになぁ。」と思ってしまいました。
別に日本全国、どこに住んでもそんなに困らないし、住めば都、どの土地にもいいところがあるんですが、生まれ育った地元っていうのは、やっぱり違うのでしょう。

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今回の東日本大震災に対する政府の対応には、大抵の人が不満を持っているように思います。
しかし、その政府を選んだのが(たとえ民主党に投票していなかったとしても)日本国民であり、その責任の一端は自分自身にあるということを分かっていない人が、「未だに」いることに、呆れています。
しかも、そういう人に限って、前回の総選挙の時に、民主党を支持していたりするからたちが悪い。
その一方で、「じゃあどこがいいのか?」というと、「自民党だけはダメ!」、「官僚の言いなりだったのも、原発政策も自民党の責任」という、民主党の上層部の経歴をきちんと確認すれば出てくるはずのない、どういう思考回路をしているのかさっぱりわからないことを言うのです。
そして、それが、40歳を超える「いい大人」だと、もう溜息しか出ません。

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仮設住宅も建設が遅れ、「お盆までには」などというのんきな話で済まされています。
初期に想定されていたより、仮設住宅の総量が少なくてもよさそうというのも、そんなに待てない被災者の方は、既に別の地域に引っ越したりして、結果的に仮設住宅が必要なくなっただけです。

浜岡原発の停止も、停止後の電力確保を何も考えていなかったようで、日本の経済に大きな負担がのしかかることになるでしょう。

福島第一原発についても、東京電力の責任追及は一生懸命しますが、被災地への対応も、放射性物質による被爆対策も後手後手、グダグダになっています。
東京電力に責任がないとは言いません。しかし、原子力緊急事態宣言を発出した時点で、政府にも責任があります。それほどの事故であるにも関わらず、政府に責任がないかのように、東京電力に責任を押し付ける姿は、とても日本の政治のトップとは思えません。

こんなに無能な政府は、日本の長い歴史の中でもそうそうないと思います。
民主党も菅内閣も、菅首相を筆頭に、無能な人ばかりです。無能という言葉では足りないのかも知れません。
彼らは、思いつき、行き当たりばったりで、業務をスムーズに進めるための手順をことごとく無視します。
菅首相の言動を見ていると、「俺が言うんだからみんな言うことを聞け」、「俺が言えば、物事は上手く動くんだ」、「上手くいかないのは、俺の言う通りにしないからだ」という、極めて自己中心的、ナルシスティックな精神が見えるような気がします。
菅首相は、田中芳樹作の銀河英雄伝説のアンドリュー・フォークのような人だと思います。
彼は、ことごとく自由惑星同盟、そして、ヤン・ウェンリーの足を引っ張り続け、自由惑星同盟を滅亡に追いやったという点で、重要な役割を果たしました。
今の日本に、ヤン・ウェンリーのような人物がいるかどうかはわかりませんが、アンドリュー・フォークが権力を握れば、菅首相のようになるのではないかと思ってしまいます。

こんな、リーダーシップも、理想も、理性も、人徳もない人が、なぜ首相になれるのか、理解に苦しみます・・・が、これが日本の政治制度であり、日本人の政治力の程度なのでしょう。
こんなのをトップに抱く国民は不幸ですが、上司にもなっている国家公務員は、より不幸でしょう。特に、被災地で活動している自衛隊は気の毒です。
ラベル:菅直人 民主党
posted by 圭人 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事:社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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